虫歯予防方法の3つの種類
虫歯の概要
虫歯予防方法の3つの種類
虫歯ができやすい人は、「虫歯菌が多い」「歯が弱い・唾液が少ない」「甘い食べ物を常に食べている」の3つのすべて、またはいずれかを持つ人がほとんどです。そのため、虫歯を防ぐ方法は、上記3つを上手にコントロールすることになります。
つまり理想レベルとしては…
●虫歯菌がまったくいない
●歯が溶けない・唾液が多い
●甘い食べ物を食べない
…ということになりますが、これらすべてを守ることはかなり難しいと思います。
しかし、じつはこれらの理想レベルでは、3つのうち1つの項目でも達成できると、他の2つがどんなに悪い状態でも、虫歯にはならないという法則があります。たとえば、虫歯菌がまったくいない人には虫歯はできないし、唾液が多く出る人は虫歯菌による歯の脱灰(歯の表面が溶けていくこと)が起こりにくく、虫歯になりにくいという特徴があるのです。
そのため、虫歯を予防するために私たちが目指すレベルは…
●虫歯菌が少ない状態をつくる
●歯を溶けにくく、唾液を多くする
●甘い食べ物を時間を決めて少なめに食べる
…ということになります。そして、これら3つの精度が上がれば上がるほど、虫歯を予防することができます。
虫歯予防方法の3つのポイント
虫歯予防には、おさえておきたい3つのポイントがあります。それは下記のとおりです。
図
●虫歯菌が少ない状態をたもつために、毎日歯ブラシとデンタルフロスで歯を磨く。
●食べ物をよくかむことで唾液を出し、歯がとけない状態を維持する。また、歯に良い食べ物やフッ化物、キシリトールは、追加型の虫歯予防の1つとしてとらえる。
●砂糖などの甘い物は、食べる時間を決めて量も少なくする。
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