虫歯予防にデンタルフロス&歯間ブラシ(おすすめ口コミ人気)
虫歯予防に必須のデンタルフロス&歯間ブラシ
虫歯予防のためには、虫歯菌が少ない状態を作ることが必要です。そしてそのためには、日々歯ブラシとデンタルフロス(または歯間ブラシ)で歯磨きをすることが重要になります。
( ≫ 虫歯予防の3つの方法はコチラ )
歯磨きの目的は、食後に歯に集まってくるバイ菌と食べかすを取り除くことです。バイ菌が集まって塊になったものを「プラーク」と呼びますが、この塊を一度取り除くと、ふたたびバイ菌が増えて塊を構成するまで丸一日(24時間)かかることが分かっています。とくにプラークは、24時間経過後に「バイオフィルム」という硬い物質に変化し、歯磨きでは取れにくくなってしまうので、その前までに歯磨きとデンタルフロスによる歯間掃除を行っておく必要があり、最低でも1日1回、夜寝る前の歯磨きが必要になります。
またこの時、歯ブラシ以外に必ずデンタルフロスと歯間ブラシを使用することが重要となります。これは、歯ブラシは基本的にどんなに性能が良くても、歯と歯の間の汚れを取り除くことができないからです。多くの虫歯は、歯と歯の境目から作られるので、歯ブラシよりも糸ようじ(デンタルフロス)や歯間ブラシの方が重要な歯磨きツールと考えられているのです。
なお、一般的には食後3分以内に歯磨きを行うことが、最も食べかすやプラークを落としやすいタイミングと言われていますが、たとえば糖分を含む食べ物(砂糖入り食品以外にご飯やパンなども含む)を食べた後は、約15~20分間は歯が脱灰している環境になります。そのため、脱灰中に歯磨きを行うと、歯の表面のエナメル質や象牙質に傷が付きやすくなり、虫歯の形成を助ける可能性も否定できないため、理想的には歯磨きを行うのは食後約30分が経過してからが良いとされているようです。
虫歯予防のデンタルフロス&歯間ブラシの使い方
デンタルフロス(糸ようじ)の理想的な使い方は下記のとおりです。
●フロスを歯にあてて、ギコギコすべらせながら歯と歯の間にゆっくり通していく。
●完全にフロスが入ったら、まずは片方の歯についたプラークをフロスで掻き出す。
●もう一度フロスを入れて、同じようにもう片方の歯についたプラークも取り除く。
以上の手順でデンタルフロスを使用しますが、1ヵ所ずつ丁寧におこなっている人はほとんどいないと思います。上記はあくまで理想的な内容なので、このくらいの意識を持ってデンタルフロスによる掃除ができると良いのではないでしょうか。
一方、歯間ブラシでプラークを取り除くには、歯と歯の間に横からいれてギコギコ動かします。唇側と舌側から2回入れると理想的ですが、多くの場合舌側からの挿入は難しいので、唇側からの清掃で良いと思います。
また、歯間ブラシのサイズは、歯間ブラシを入れたときに少し抵抗があるくらいが良いと言われていますが、健康な歯ぐきの方や歯と歯の間の隙間が狭い人であれば、もっとも細い「SSS」サイズが入るか入らないかだと思います。歯間ブラシが入らない場合は、無理して入れないように注意してください。なぜかというと、毎日無理やり挿入させて使っていると、逆に歯ぐきが傷付いてしまい、細菌などが入りやすくなると考えられるからです。
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